なぜ絵本を使うの?


◆幅広くイメージを広げることができる。

絵本の中では、オオカミとヤギが仲良く話をします。太陽や草木、お皿のようなものまでおしゃべりをします。動物が車に乗ったり、人間の手足が伸びたりします。そんな絵本を見て、あなたはどう感じますか?

「ありえない!」

と拒否反応を起こして、すぐに絵本を閉じてしまう人はあまりいませんね。

絵本は大人が、自身の人生の中で作ってしまった常識や理性、枠組みを、いとも簡単にすり抜けてしまいます。なんでもありの絵本を通すと、通常よりはるかに広く思考の幅を広げて、自由に考えたり、感じたりできるのです。


◆価値観の押し付けが少ない。

絵本には「こう読まなくてはならない」という価値観の押し付けが、あまりありません。

同じ本を読んでも、その人独自の解釈・感じ方ができます。他の人から、思いもよらない意見を聞いて「目からうろこ」だったという感想もよくいただきます。

では、その解釈や感じ方の違いはどこから来るのでしょうか?

そこには、それまでの各自の経験や築かれてきた価値観が反映されているのです。ですから時には、絵本を読むことで、自分の心の奥深くにしまい込まれて忘れていた感情や、無意識にやっていたことに気が付くこともあります。誰かに無理やり引きずり出されるのではなく、自分で「はっ」とそれに気づく。それも簡単に枠を取り払うことのできる絵本ならではのことでしょう。

◆その他に以下のような利点があります。

●短いので手軽に読める。

構えることなく、気軽に読めます。あらかじめ読んでくる必要がありません。

 

頭と心のリフレッシュの作用がある

美しく楽しい絵と言葉、日常を離れた世界に触れることで、日ごろの疲れが取れ心が癒されます。  

 

絵が存在するので、イメージすることが苦手な人でも入り込みやすい。

 

幼いころの自分まで簡単にさかのぼることもできる。

家庭や幼稚園などで絵本を読んでもらっていたころの自分を、ありありと思い浮かべ、忘れていたことを思いだす人もいます。ただし、それによって思い出したくなかったことに触れる場合もあります。そのような方に対処するため、ワークでは「参加しない」権利も約束しています。

 

気軽に何度でも読み返せる。

ご紹介する絵本は、作者名・出版社名もお伝えします。気に入った絵本は、手元に置いて、寝る前など、気軽に何度でも開いてください。そうすることにより、「気づき」が、より深いものになります。もちろん、疲れた心のリフレッシュにもなります。