絵本講師として


「絵本講師」として「絵本の読み聞かせの大切さを大人に伝えていく」という活動をしています。


最近はスマホやタブレットのゲームやアプリに子どもの相手を任せっぱなしにしたり、子どもにミルクを与えながら自身は携帯の画面ばかり見ているママパパが少なくありません。

 

子どもの情緒を安定させて健全に育てるには、どうしても人間同士の関わりが欠かせません。電子機器ばかり相手にしていると、ひどい時には表情のない子どもになってしまう場合があります。


でも、人間同士の関わりあいってどうしたらいいのでしょうか。なんだか大変そう。めんどくさそうと思っていませんか。でもやることは簡単。子どもを自分の膝に抱いて絵本を読んであげる、これが情緒の安定にはとても効果があるのです。


また、近頃大きな問題となってきたSNSの中でのイジメやトラブル。これも絵本の読み聞かせがトラブル回避の一助となる力を持っています。キーワードは「想像力をつけること」です。


そんなお話を詳しくしていきますが、だからといって時間がなくても疲れていても、毎日毎日読んであげる必要はありません。ママパパが無理なく心穏やかに子どもたちと温もりのある関わりができるように、読み聞かせ方のアドバイスもしていきます。


絵本を通してママもパパも楽しく豊かに子育てをして欲しい。

そんな思いをこめて、お伝えしています。

●「絵本講師」とは

絵本講師というのはNPO法人「絵本で子育て」センターが発行している資格であり、絵本で子育てすることの意味と意義を語ることのできる講師です。

2004年に開講し、日本で初めての試みとして各界から注目・関心を集めました。 

講座では、絵本の歴史・読み聞かせの意味・講座の組み立て方・絵本講座の実際などの基礎・応用・実践課程を履修します。

NPO法人「絵本で子育て」センター

●ネットトラブル回避の視点から

子どもに絵本の読み聞かせをしましょうという話はたくさんの方がやっておられますが、私はメールマナー講師の経験と知識から「ネットトラブルを回避するために」という独自の視点で、読み聞かせの大切さをお伝えしています。


ネットトラブル回避というのは急務のことですが、残念ながらこの視点で読み聞かせの大切さを語れる人材はまだまだ限られています。

ネット環境は日々進化し、常に接していないと理解することが難しくなりがちです。

「わからない」「おっくうだ」「勉強する時間がない」

そのために親は、子どもたちが浸っているネット環境にとまどってしまいます。トラブル回避のために、行政・警察・民間研究所・大学機関・親団体などが、日々考察を重ねて有効な手段をさぐっています。そのような動きにもぜひ敏感になって、情報を採っていただきたいと思います。

 

ただ、そうした機関が考えているネットに関する直接的な活動、スマホやゲームの時間を制限するとか啓蒙の教育をするといったものを考える一方で、人としての成長過程も考慮しないと根本的な解決にはならないと私は考えています。

具体的にいうと、情緒の安定と相手の気持ちや自分の行動結果が予測できる想像力が重要。

そのような力は、親による絵本の読み聞かせでつけることが出来る、という観点からのお話を私はいたします。

これですべてが解決するわけでは、もちろんありません。でも、解決の大きな一助となるものなのです。

日本小児科医会でも、親子が共に同じ時間をすごせる絵本の読み聞かせを推奨しています。

●大人が絵本を楽しむ

大人自身が、絵本を読む楽しみを感じていれば、その喜びは自然と子どもに伝わります。

「読まなくては」という義務感に追われることもなくなります。そのためにも、子どもへの読み聞かせの大切さと共に、大人が絵本を読むことの楽しさもお伝えしています。

「そうなんだ。大人も絵本を読んでいいんですね!」と新しい世界が開けたように喜んで帰られるおかあさんも続出です。



※具体的な講演内容につきましては「ネットトラブルを起こさない力を絵本から」のページをご覧ください。